ミヤンマー中東部シャン州の海抜約1300m、長さ約22km、直径12kmのインレー湖(前述記事写真参照)。
今までは道路も車も汚染物質も少なく、晴れた日の湖面は日光により7色に変化するきれいな盆地湖です。湖の周辺集落、浮島には15万人(推定)の主にインダー族が独特の生活文化圏を形成し穏やかな生活をしています。
湖を囲む山々は自然豊かでトウモロコシ・ヒマワリなど野菜、果樹と放鶏・放豚の高地農業の民家がぱらぱらと点在しています。浮島や湖周辺には漁業や浮島農業などと養魚・船大工・鍛冶屋・紙すき・金銀細工・織物・タバコつくりなどの家や集落があります。
日本や世界のメデアが軍事政権云々とミヤンマーの実情を理解しない報道をしていましたから観光客も少なく人々は穏やかで微笑みあふれる敬虔な仏教精神の心豊かな生活をしていた地域でした。
急激な経済優先の民主化、インフラ整備や乱開発、観光客の急増で人心の価値観変化など懸念しています。
写真は浮島の水草や泥肥料栽培トマトの笑顔の絶えない出荷選別風景