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ミヤンマー民主化の懸念

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民主化とグローバル化の波がミヤンマーにも怒涛のように押し寄せています。情報の解禁や進化、急激な民主化は固有の民族文化や独特の気候風土、至上の仏教価値観も経済優先の拝金物欲の索漠とした社会に変貌させます。

経済は国境を越え近代化、成長、便利快適をお題目に競い個々人の幸せな宗教観・労働観や自然破壊を横目に猛進します。政治はG20やEU・ASEANなどの地域統合や貿易自由化で多大な犠牲や労力や混乱を齎しながら価値観を均質化し背広とネクタイ主導の世界国家を目指しています。

世界の企業は最貧国で低賃金労働国、器用で教育水準が高い。世界経済の牽引国BRICSsの中国、インドのほぼ中央に位置する地勢もいい。古い20世紀型の大量生産の拠点に資源開発など投資、進出を画策している。6300万人の最後の楽園市場だとも・・。

今までのミヤンマーは最新の先端技術の製品は少なかったが豊かな自然、充分な食糧、寛容と忍耐の心豊かな仏教精神、多世代同居の各民族特有のミヤンマー社会主義の幸せ感があった。

進捗しているミヤンマーの開放、民主化を懸念しています。



写真はマンダレーの建築現場で働くレンガ運びの女性労働者

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